【お子様の仕上げ磨き、どうしていますか?】
こんにちは!雑色の歯医者さん、さかえ歯科医院です。
お子様の歯磨き、仕上げ磨きに関して、どうしていますか?
ご自身のご家庭だけではなく、周囲のご家庭での仕上げ磨きが気になりますよね。
今回は仕上げ磨きの重要性や、どのようにすれば仕上げ磨きがうまくできるようになるか、何歳まで必要なのか?ということを解説していきます。
〜仕上げ磨きの重要性〜
仕上げ磨きとは、お子さんがご自身一人では歯磨きが十分にできるまでの時期を保護者の方がサポートすること指します。
保護者の方がお子様のお口の中に関心を持っていただくこと、小さな変化に気がつくことができること、スキンシップやコミュニケーションの時間に割り当てることができることなど、実は大変でありながらとても重要な時間なのです。
ある一定の年齢になるまで、お子様の発達や性格によりけりで大きく変わりますが、3~4歳になる頃まではイヤイヤと泣かれてしまう、暴れて泣き叫ばれてしまうなど、本当に仕上げ磨きはこのまま続けていいのだろうか?やり方が間違っているのではないか?
など、苦悩する保護者の方はとても多いです。ですが、続けることである程度理解してもらえるようになる、諦めがつく、受け入れられる時期が必ず来ますので、根気強く続けてくださるようにお願いをしています。
〜仕上げ磨きで気をつけることは?〜
仕上げ磨きで気をつけることは、危ないことをした時以外は叱らず根気強く続けることです。例えば、歯磨きの最中に暴れて蹴り上げられるなど、思い切り全身を使って抵抗するお子様も居ます。
その際には、危ないということを伝えて叱ることが必要な場合もあります。
★なるべく機嫌の良いときに仕上げ磨きを行う★
就寝時間直前に仕上げ磨きができれば、安心ですが、就寝時間前には眠くて感情的になりやすいお子様も多く居ます。
・お食事を食べた直後など、間髪入れずに歯磨きに持っていく
・湯船に浸かっているときに仕上げ磨きをする
・好きなテレビや映像を見せながら仕上げ磨きをする
など、ご機嫌が良い時や何か他に気が逸れるものがある場合に仕上げ磨きをすることをお勧めいたします。
★仕上げ磨きの姿勢★
なるべく寝かせて覗き込む歯医者さんスタイルをお勧めします。座らせた状態で仕上げ磨きをすると、上の歯を覗き込むときに上手く見えない場合も多いです。
ですので、できる限りなるべく寝かせるようにして見てください。
★終わったらとにかく褒める★
仕上げ磨きが終わったら、特に前回より上手く出来た場合には褒め讃えましょう。
仕上げ磨きが終わった通常時にもよく褒めましょう。
最後に抱き締めるのをセットにするのも心理的に安心するので効果があります。
〜仕上げ磨き何歳まですればいいの?〜
仕上げ磨きは、可能な限り小学校高学年頃まで行っていただきたいです。
というのも、ご自身で磨くことができる器用なお子様もごく稀にいらっしゃいますが、小学生の時期は乳歯から大人の歯への生え変わりがとても目まぐるしく行われます。
恥ずかしいから、もう大丈夫といつか拒まれてしまう時が来てしまうかもしれません。
ですが、そのときには歯医者さんの検診で自分だけで磨けているかのチェックをしてもらい、無事に仕上げ磨きを卒業できるかを判断してもらえると、お子様も納得がいくでしょう。
〜まとめ〜
お子様に夕食を摂らせ、お風呂に入れて寝かしつけるまでの時間が怒涛の時間で、体力や気力を全て持っていかれる時間というのは重々承知しております。
そうなると、仕上げ磨きは早く終わらせたい!もう卒業で良いのでは?と思われる方がほとんどです。ですが、この時期はもう二度と繰り返すことが出来ません。少しでも手をかけられるうちは、お子様の歯の健康を守ってあげられるのは保護者の方しか出来ません。
当院では、お子様の歯磨きの指導や、仕上げ磨きに関してもアドバイスや仕上げ磨きの方法をお伝えさせていただいております。
仕上げ磨きで悩んでいる、困りごとが多いという方はぜひ、さかえ歯科医院へご相談ください。